屋久島へ・6 [屋久島]
こんなに長く書く予定じゃなかったのに終わらない屋久島編。
そう。私は昔から「3枚書いてきなさい」っていう作文の宿題に
10枚以上書いて持ってっちまう奴でした
そしてへたばってたんで縄文杉近辺の写真が無い。なので娘の写真を拝借
山道までのトロッコ道。
ササッと書こう。さらっとね。(笑)
じいちゃんは頑張った。けど休憩までの間隔がどんどん短くなっていった。
じいちゃんは昔の人なので娘や孫の前で絶対もう無理なんて言わない。
たぶん休みなら歩くだろうけど、それじゃ最終のバスに間に合わない。
従兄が「オレがおぶるか」と言ったがその前にもうひと手段。
私、持病用の激痛に効く超強力な痛み止めを持っていた。ただメッチャ強烈。
一回縄文杉のトコロで別の痛み止めを飲んでいるらしかったので
飲ませていいものかずっと迷ってた。でもこのままじゃ帰れない。
数々の生命力伝説を持ってるじいちゃんの丈夫な体にかけて飲ませた。
するとそこに天使。いや。それは比喩。従兄の知り合いのガイドさん。
事情を察したガイドさんも「無理そうやね、バス間に合わん」と判断。
「軽そうやしね~」とつぶやくと自分が率いてた方々に
「すいません、まっすぐ歩いとったらスグ着くから、そこで休憩してて」
と指示を出して先に行かせて自分のリュックを従兄に託し紐一本で
じいちゃんをおんぶ。そして走った
小さくて軽そうといっても50~60㎏はあるはずのじいちゃん。
それをおぶってる人になかなか追いつけない。体力が有るって素晴らしい。
自分のパーティが休憩してるとこまで連れてきてくれたガイドさん。
息乱れてないよ。ガイドさんとパーティーの方々にお礼を言ってお別れ
人助けって体力と精神力に余裕がないと出来ないよね。
体と精神の両方に力と持久力を持ってる人が私の理想だ。最高。
そしてもうチョット休憩しながら従兄とご相談。
バスに間に合わなかった時にはタクシーを呼ばなきゃいけない
登山口まではマイカー禁止。バス終わったらタクシー呼ぶしかない。
その為には誰か最終バスに乗って下まで行かなきゃいけない。
「じゃあダメそうなら従兄と子供たちで先に行って」
しばらく休んだじいちゃんがゆっくり歩きだす。
前より大丈夫というがペースは遅い。念の為と従兄達を先に行かせる。
残ったのはじいちゃんと私と弟の3人。励ましながら歩く。
私はこの為に上に行かせて貰えなかったのかってくらい
熱中症から回復して元気。足の疲労も無い。今なら登れるのにとか思う。
そうしてるうちに、じいちゃんのペースが上がってきた。
どうやら超強烈痛み止めが上手い事効いたらしい。よかった~
じいちゃんは休まず歩き続けすごい早さでバス停まで辿り着いた。
心配してたバスは最終バスより2本も前に乗れた。
バスに乗り込むと皆早々と眠りについた。体力の有る従兄と
疲れてない私は起きててポツポツ話しながら九十九折りを揺られる。
いくつもの緑深い山が天を目指してそびえ立ち白い靄が谷を埋める。
神々はその深い森にいると何の疑いもなく信じられる風景
米良義一さんの声でもののけ姫の歌が頭を回るよ。(笑)
屋久杉自然館にバスが着く。迎えに来た姉のレンタカーに私と子供達
置いていった車に従兄と弟とじいちゃんが乗る。
行きは運転してきた弟が「足が動かない」従兄が運転してくれた。
一日ゆっくりしてて元気な姉が「温泉に行こう!疲れもとれるよ」
じいちゃんは無理。って事で女4人で温泉へ。
行ったのは【尾之間温泉】小さい頃よく来てたのはここだっけ?
もっと山の中にあって怖かったけど・・・ここじゃなかったか?
ここは地元民の温泉。シャワーが2個ぐらいしかない。
しかもお湯がめちゃくちゃ熱い。数分しか入れない。
けど泉質がイイんだ。肌がぬるっとなる。湯上りにはすっべすべ。
帰りの車で子供達は爆睡。私は山を下りてからも1ℓ水分を取ってて
もう10ℓ以上飲んでるはずなのに、いくら飲んでも足りない
ここでも更に1ℓ取りながらウトウトと姉と話す。
姉と私は性格が正反対だし趣味も正反対だけど根底にドコか似た感覚がある。
それは幼少期に共に屋久島に居たからこその感覚なのかもしれない。
年が離れてて屋久島に住んでない弟にはその似た感覚は感じないからね。
サラッと書くって言いながら終わんないじゃん(笑)
参加してみてます。よかったらポチっとしてみて下さいな
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そう。私は昔から「3枚書いてきなさい」っていう作文の宿題に
10枚以上書いて持ってっちまう奴でした
そしてへたばってたんで縄文杉近辺の写真が無い。なので娘の写真を拝借
山道までのトロッコ道。
ササッと書こう。さらっとね。(笑)
じいちゃんは頑張った。けど休憩までの間隔がどんどん短くなっていった。
じいちゃんは昔の人なので娘や孫の前で絶対もう無理なんて言わない。
たぶん休みなら歩くだろうけど、それじゃ最終のバスに間に合わない。
従兄が「オレがおぶるか」と言ったがその前にもうひと手段。
私、持病用の激痛に効く超強力な痛み止めを持っていた。ただメッチャ強烈。
一回縄文杉のトコロで別の痛み止めを飲んでいるらしかったので
飲ませていいものかずっと迷ってた。でもこのままじゃ帰れない。
数々の生命力伝説を持ってるじいちゃんの丈夫な体にかけて飲ませた。
するとそこに天使。いや。それは比喩。従兄の知り合いのガイドさん。
事情を察したガイドさんも「無理そうやね、バス間に合わん」と判断。
「軽そうやしね~」とつぶやくと自分が率いてた方々に
「すいません、まっすぐ歩いとったらスグ着くから、そこで休憩してて」
と指示を出して先に行かせて自分のリュックを従兄に託し紐一本で
じいちゃんをおんぶ。そして走った
小さくて軽そうといっても50~60㎏はあるはずのじいちゃん。
それをおぶってる人になかなか追いつけない。体力が有るって素晴らしい。
自分のパーティが休憩してるとこまで連れてきてくれたガイドさん。
息乱れてないよ。ガイドさんとパーティーの方々にお礼を言ってお別れ
人助けって体力と精神力に余裕がないと出来ないよね。
体と精神の両方に力と持久力を持ってる人が私の理想だ。最高。
そしてもうチョット休憩しながら従兄とご相談。
バスに間に合わなかった時にはタクシーを呼ばなきゃいけない
登山口まではマイカー禁止。バス終わったらタクシー呼ぶしかない。
その為には誰か最終バスに乗って下まで行かなきゃいけない。
「じゃあダメそうなら従兄と子供たちで先に行って」
しばらく休んだじいちゃんがゆっくり歩きだす。
前より大丈夫というがペースは遅い。念の為と従兄達を先に行かせる。
残ったのはじいちゃんと私と弟の3人。励ましながら歩く。
私はこの為に上に行かせて貰えなかったのかってくらい
熱中症から回復して元気。足の疲労も無い。今なら登れるのにとか思う。
そうしてるうちに、じいちゃんのペースが上がってきた。
どうやら超強烈痛み止めが上手い事効いたらしい。よかった~
じいちゃんは休まず歩き続けすごい早さでバス停まで辿り着いた。
心配してたバスは最終バスより2本も前に乗れた。
バスに乗り込むと皆早々と眠りについた。体力の有る従兄と
疲れてない私は起きててポツポツ話しながら九十九折りを揺られる。
いくつもの緑深い山が天を目指してそびえ立ち白い靄が谷を埋める。
神々はその深い森にいると何の疑いもなく信じられる風景
米良義一さんの声でもののけ姫の歌が頭を回るよ。(笑)
屋久杉自然館にバスが着く。迎えに来た姉のレンタカーに私と子供達
置いていった車に従兄と弟とじいちゃんが乗る。
行きは運転してきた弟が「足が動かない」従兄が運転してくれた。
一日ゆっくりしてて元気な姉が「温泉に行こう!疲れもとれるよ」
じいちゃんは無理。って事で女4人で温泉へ。
行ったのは【尾之間温泉】小さい頃よく来てたのはここだっけ?
もっと山の中にあって怖かったけど・・・ここじゃなかったか?
ここは地元民の温泉。シャワーが2個ぐらいしかない。
しかもお湯がめちゃくちゃ熱い。数分しか入れない。
けど泉質がイイんだ。肌がぬるっとなる。湯上りにはすっべすべ。
帰りの車で子供達は爆睡。私は山を下りてからも1ℓ水分を取ってて
もう10ℓ以上飲んでるはずなのに、いくら飲んでも足りない
ここでも更に1ℓ取りながらウトウトと姉と話す。
姉と私は性格が正反対だし趣味も正反対だけど根底にドコか似た感覚がある。
それは幼少期に共に屋久島に居たからこその感覚なのかもしれない。
年が離れてて屋久島に住んでない弟にはその似た感覚は感じないからね。
サラッと書くって言いながら終わんないじゃん(笑)
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今日は、お邪魔致します。
シリーズで楽しく拝見させて頂いてます。
今回は大変でしたね無事の帰還何よりです。
読み進めて行くたびに読み入ってしまいましたですよ。
行って見たいな、神々が降臨する神秘の島へ。
又、拝見させて下さいね!!
by 影風響 (2016-09-21 12:48)
>影風響さま
こんばんは。コメントありがとうございます。
今回の屋久島はチョット自分の転機だったので
残しておきたくって長々と書いちゃってます。
楽しく読んで下さってるとの事。すごく嬉しいです。
まだ暫く屋久島が続きます。
お付き合いいただけると嬉しいです。(^^)
by gaachan (2016-09-22 00:50)