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横浜で95白スポと黄色のモンキーに乗ってる主婦。腰痛持ちの近場カフェめぐり~♪ 画像や文章を無断転用しないで下さ~い。

屋久島へ・3 [屋久島]

暑いよな屋久島。それにしてもフラフラだなぁ~
あ~そういえば昨夜は屋久島名酒三岳で酒盛りだったんだわ。
IMG_4927.jpg
そんな感じで屋久島・3

昨晩あれだけ飲んで一日食わずにバイクで走ってりゃそうなるわ。
捻挫に加えて昨晩の酒盛りも子供には内緒だ(笑)

縄文杉には従兄が連れてってくれる。
登山用の弁当も予約したしバスのチケットも買った。
縄文杉に行くには屋久杉自然館に車を停めて登山道までバスで行く。
朝一のバスに乗るにはチケットを買っておかなきゃいけないの。
レンタルのレインウエアや登山靴、ストックも受け取って来た。
「明日、出発3時な~」と従兄。登山口は村から島の反対側だからね~

寝る前に足のテーピング。爆弾膝をガチガチに固め
捻挫の足首もガチガチに固める。でも誰も「足首どうしたの?」とは聞かない。
実は右足首も元々古傷持ちで痛んでるから、いつもの事と思ってる(笑)
出来上がった右足は隙間なくテーピングで笑うしかない。

午前3時前に従兄が元気にやって来た。
自分だけの時は窓を開け放って寝ている叔父さんが
私たちの為に窓を閉めてクーラーを入れてくれたけど
広い家の襖を全部取っ払ってる家に古いクーラーは全く効かない。
暑くって寝れないまま迎えた3時。どろ~んとした顔で車に乗りこむ。
それでも送って貰ってる車の中から見た星空は昔と変わらず綺麗で
嬉しかった。満月期だから月が隠れた明け方しか星が見えないのさ。

屋久杉自然に行く前にお弁当屋さんで注文してたお弁当を貰う。
周囲は登山客がいっぱい。みんなここで頼む。
屋久杉自然館でバスを待ちながら朝食分を食べる。
早く付けたので一番バスの補助席じゃないトコに座れそうだ。
登山口まで結構な峠道らしいのでバスに弱い長女はホッと一息。

バスには40分くらい乗る。カーブを曲がるたびに高度が上がっていく。
うっすらと見えてくる山の稜線。洋上アルプスの別名通り
屋久島は沢山の山の集合体の島だという事がよく分かる無数の山頂。
小学校の頃、国語の授業で椋鳩十の「片耳の大鹿」を読んで初めて
自分が凄いトコロに住んでたんだなぁ~ってわかった。
そこに出てきた洋上アルプスって言葉を今初めて実感。

バスを降りたら元気な人達はサッサと歩き始める。
従兄と弟、ウチの娘たち二人は何とかなるが、ポンコツな私と
何故か突然「登る!」と言い出したじいちゃんがいるパーティーは
最後に歩き始める。どうせ早い人には道を譲らなきゃだからね。
次のバスの人達が来るまでの人がいなくなった頃に出発した。

今考えると歩き始めからおかしかった。体に力が入らなかった。
それを歩きにくいトロッコ線路の枕木のせいと思い。
歩くペースが気持ち早いなと感じるのは、体力が無いくせに心配性で
一番大きなリュックを背負ってるせいだと思ってた。
やがて尋常じゃない汗をかき始める。それも更年期だからと思い
周りに気が付かれないよう平気な顔をする。
3時間ほど歩き「もうやばい」と思い始めた頃、トロッコ道が終わった。

今迄はタダのトレッキング。ここから急な山道に入る。
その前にココで休憩。沢の水が汲めるように引かれているので
ペットボトルに入れてポカリの粉末を溶いてゴクゴク飲む。
いくら飲んでも足りない。本来はココでリタイヤして待っている予定だった。
でもこの時すでに判断を下せない状態になってた。熱中症。今ならわかる。

「行かない。ここで待ってる」と言う決断が出来ない。
だけど長年の負けず嫌いで平気そうに見せる事には長けていたらしく
そんなに酷いとは多分誰も思ってなかった。
「よし行くか」従兄の声に引きずられるように急な山道に続く梯子を登った。

ながいね~まだ続きます。


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