古民家で成人の記念撮影 [その他の事]
今年の一月。長女の成人式だった。
その時は着物も写真もいらないって言うから別の写真を撮ったんだけど
ネットで素敵な写真を発見。気に入っちゃって急遽家族全員着物を着て古民家での撮影。
とてもいい記念になりました。今回長いので暇な人のみ続きどうぞ。
長女の成人式には、ずいぶんと前から着物どうする?写真撮る?と聞いていた。
自分の成人式の写真が酷すぎて二度と見たくない仕上がりだったので
長女の写真は長女の思うとおりに撮ってあげたかった。
でも長女からはかばかしい返事は無い。「どうする?何でもいいよ」と言うと
「家族でお揃い着てディズニーランドで記念写真」ってのが長女の答えだった。
家族でお揃い・・・私までは何とか我慢するけど、お父さんがかわいそすぎる。
「服のお揃いは勘弁してください」ってことで全員で被り物と言う事になった。
お父さんはせめてジャック・スパロウにしてあげようと園内で買おうとしたんだけど
スパロウの帽子・・・お父さんの大きな頭には入らなかった
娘の為に覚悟を決めたお父さん。結局みんなでモフモフの被り物をかぶって
一日中パークを練り歩くという罰ゲーム状態に(笑)
写真は長女の友達のカメラ女子に頼んで撮ってもらった。
これが彼女の選んだ成人記念写真。まぁ私が飛べてないのはご愛敬
家族で一番楽しい瞬間の写真っていう、まぁ一番我が家らしいっちゃ我が家らしい。
そんな写真をたくさん撮ってもらって、成人記念撮影は終了してた。
でも母としては思うわけですよ。着物写真残さなくっていいのかなぁ~って。
自分の後悔の分、着物写真への思い入れは強い。でも着物に詳しくないし
ネットで検索しても出てくるのは写真館で撮影したありきたりな写真ばかり。
写真館の写真のアノ背景のモヤモヤが好きじゃない。
照明を目いっぱい当てた影の無い平板なニッコリ写真が好きじゃない。
そんなんじゃなくってさぁ~なんていうかもっと趣が欲しいのよ。
二十歳の履歴書に貼る証明写真じゃないんだから
リクルートスーツ着て個性を無くしたみたいに、着物着て同じように撮って
着ればOK。撮ればOK。みんなと同じが一番。でもちょっとだけ違うのよみたいな
でも結局は元の外見の綺麗な人や金のかかった着物の勝ちみたいなのじゃなくって
なんていうか、う~ん。まぁ偏屈なんです。私。
そんな時見つけたのがこのページ
http://seerayphoto.com/KIMONO+Experience20160313
影の多い自然光のみの古民家での撮影。まぁモデルは綺麗な外人さん。
自分の娘が撮影してもこうはいかないのは分かってるけど
それを差し引いても、圧倒的な写真の魅力。思わずトップページに行ってみた。
【seeray Photo】出張撮影をしている横浜在住の女性写真家さんだった。
長女に写真を見せてみる。「どう?」って聞くと「まぁいいんじゃない」って答え。
自分の感情をあまり出せないタイプの長女。この答えは気にいっている。
なら母が独断で決めてしまおう。「みんなで着物で写真撮るよー!!」
【seeray Photo】さんにメールで問い合わせしてみる。
でもよく考えたら家族の予定が全く合わない
無理かなぁ?と諦めかけてたとこに突如、全員があいてる日が出現。えっ?今週?
ダメもとで問い合わせしてみると、しいれいさんがOK。着付師さんもOK。
古民家もギリギリ2時間だけOKに。やった。
それからが慌ただしい。着付師さんと連絡を取ってレンタル着物選び。
合わせてる暇なんてないからPCでの画像のみで選ぶ。
長女は忙しすぎて大まかに見た後「色は赤かオレンジで後は母に任す」と言い
次女は「分かんないからお母さん選んで」となった。
ここまで母の好き勝手やってるんだから、着物も自分の思ったものにしてしまえ。
私のイメージはトップの市松人形。赤が長女、黄色が次女の初節句に買って貰った物。
そして髪も市松人形みたいに下ろして撮影するよ~
その後も着付師さんと打ち合わせ。旦那さんに着せようと思ってた着物は
振袖とは格が違うと分かる。そうか着物には格があるんだよね。
女性は留袖や訪問着なんかでおおよそわかるけど男性用の格って何?分かんない。
でも写真って魂があると思うんだよね。なんていうの?言霊みたいな。
口から出した言葉には魂が宿ってるから悪い言葉は言っちゃいけない。
悪い物を呼んでしまうからって感じが写真にも有ると思うのよ。
一生娘の手に残る写真で父親が格下の着物じゃやっぱりダメでしょ。
って事で旦那さんに急遽、紋付き袴を手配してもらう。
私の訪問着は留袖にするか?とかも思ったけど相談して今回は訪問着のままにした。
着付師さんには直前までバタバタとしてる我が家に親身になって相談にのって頂いて
本当に感謝。着物って全く縁が無いから助かりました。
お邪魔する古民家は【豆松カフェ】さん。横浜根岸にある築80年の古民家カフェ。
いつもの撮影なら豆松さんで着付けも出来るけど、今回は時間が無いので
家で着付けをしてから豆松さんへ向かう事に。
ウチは狭いので、どうせならと祖父母宅での着付けをお願いした。
着付を見られた祖父母は大満足だったので、コレはこれで良かったな~と思った。
そうそう。忙しい中、子供たちの髪飾りが決まってなかったの。
着付師さんがいくつか用意して来てくれる事になったんだけど、他に何かって
ずーっと考えてて、ふと前日に思いついちゃったの。生花の髪飾り。
この前テレビで結婚式のブーケを作るのをやってて「出来そう」って思ってた。
あんな風に作ればきっと出来るよね?早速検索。作り方を調べる。・・・出来そう。
花屋にすっ飛んで行ったら、これからが大変。イメージしてる花が無い。
花屋何軒回ったかなぁ~?間に手芸屋さんにも寄ってフラワーテープと針金。
手芸屋さんも一軒目にはなかったしね~一日中スクーターで走り回って
やっと何とかなるかもしれない花を買ってこれた。疲れた。
買って来た花を水揚げして夜中に遅くまでかかって下準備。当日早朝にも作業。
眠い。後は実際の着物を見てから仕上げようと、材料を持って祖父母宅へ。
着物を見たら可愛い自分の時に粋を目指して大人っぽい着物を選んで失敗。
普段着慣れない人が粋を目指してもババ臭いだけだし、華やかな可愛らしい着物は
ホントに成人式の年頃くらいしか着られないし、写真は華やかに残した方がイイって
自分の経験から独断で選んだ華やかで可愛らしく娘らしい着物。
すぐさま髪飾りを考える。持ってきた花となんか違う。どうする?・・・そうだ。
祖父母宅に入る時、玄関脇のモッコウバラが咲き誇ってた。あれだ!
「じぃじ!モッコウバラ切ってきて!」切ってもらってる間に慌てて組み合わせ直す。
黄色のモッコウバラと他の花をどう合わせる?頭でイメージしながら
モッコウバラの処理をする。水揚げしてないけど切ったばかりだ半日大丈夫か?
一生懸命作ってたら急に長女が「やっぱり巻こうかな」と髪をカールさせ始めた。
えっ?ストレートのイメージで作ってたのに~変えなきゃじゃん
必死で髪飾りを作り上げてる間に着付師さんが長女と次女の着付けを終えた。
いいんじゃないかい?そして私の着付け。う~ん。恰幅のイイ旅館の女将って感じ。
3人の着付けを終え古民家に向かう。運転手の旦那さんは子供達の撮影の間に
カフェで着替える事に。着物で運転は大変だもんね。
「着崩れても向うで直しますから」と着付師さん。ずっといてくれるのは心強い。
そして古民家カフェ【豆松カフェ】さんに到着。
想像通りの佇まい。黒光りする木目と新緑に赤と黄色の振袖が映える。
写真は画素落としてます。撮ってもらった写真はもっと綺麗です。
古民家ならではの家の薄暗さに自然光で浮かぶしっとりとした色合い。
まるで昔のこの家の子の日常のような写真にタイムスリップ感。
次女の着物は次女の市松人形の着物と似てるって事でレンタルしたんだけど
本当にお揃い?ってくらいそっくりでビックリ。
雨が上がったのでお庭にも出て撮って頂けました。
雨上がりの緑が美しく、新緑の季節に撮ってよかった~と思いました。
相当標準越えサイズの私もなんとかしていただけましたよ(笑)
旦那さんはまぁ顔出してもイイかな。かっこよく撮って頂きました。
長女はとても人見知りの緊張しいなのでチョット心配だったのですが
しいれいさんの人柄かな?撮影の雰囲気がとても良くってたくさんの
証明写真じゃないイイ笑顔の写真を撮って頂けました。ありがとうございます。
出来上がって送られてきた数百枚の写真にはどれも、あの日あの場所の
とても楽しかった空気ごと写し取られていて最高の記念になりました。
楽しかった撮影時間はあっという間に終了。
しいれいさんと着付師さんとここでお別れして、着物は脱がずそのままで
何処かに行こうってなりまして、考えて・・・港の見える丘公園へ。
山手111番館のカフェで軽く食事をして館内で自力撮影。庭でも撮影。
振袖の娘たちと訪問着の私はともかく紋付き袴の旦那さんはかなり恥ずかしく
足元も冷えて寒いらしい。「この後どこ行く?」の問いにも返事が無い(笑)
子供達も疲れたようなので帰宅してハレの日は終わりました。
が。・・・後になって思う。もったいなかった~と。
こんな機会はもう無いし、脱いじゃう前にやっとけばよかったなと思う事が一つ。
根岸森林公園にでも行って緑の中を振袖での全力疾走の動画撮影。
写真はプロに撮って貰った。和風はもういいやって事で三渓園じゃなく
山手111番館に行って洋館での撮影までは思いついた。
でもそうだよね。家族しか取れない動画撮影。なんでその時思いつかなかったかなぁ~
絶対面白い絵が撮れたよね~。それだけが残念。
結局は長女の撮りたい写真っていうよりも、母の思い入れたっぷりの
娘の市松人形化撮影大会だったかもしれない。
まぁ子供達には十八を過ぎたら意見を聞くし二十歳を過ぎたら何でも
自分の思い通りにして構わないけど、それまでは親の言う事に従いなさい。
反抗するならすべての事を自分でやる覚悟を決めて反抗しなさいと言って
育ててたから(横暴)成人記念写真まで二十歳に含ませてもらおう。(笑)
ちなみにトップの市松人形の両脇の巾着は長女が七歳、次女が三歳の七五三に
夜なべして作った物。これとお揃いのつまみ細工の簪も徹夜で作って
フラフラでお参りに行った思い出の品。あれから13年。
長女の市松人形が我が家に来てからなら20年。
優しく素直で穏やかな長女を無事に成人まで育て上げる事が出来ました。
ちょっとホッと一息。
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その時は着物も写真もいらないって言うから別の写真を撮ったんだけど
ネットで素敵な写真を発見。気に入っちゃって急遽家族全員着物を着て古民家での撮影。
とてもいい記念になりました。今回長いので暇な人のみ続きどうぞ。
長女の成人式には、ずいぶんと前から着物どうする?写真撮る?と聞いていた。
自分の成人式の写真が酷すぎて二度と見たくない仕上がりだったので
長女の写真は長女の思うとおりに撮ってあげたかった。
でも長女からはかばかしい返事は無い。「どうする?何でもいいよ」と言うと
「家族でお揃い着てディズニーランドで記念写真」ってのが長女の答えだった。
家族でお揃い・・・私までは何とか我慢するけど、お父さんがかわいそすぎる。
「服のお揃いは勘弁してください」ってことで全員で被り物と言う事になった。
お父さんはせめてジャック・スパロウにしてあげようと園内で買おうとしたんだけど
スパロウの帽子・・・お父さんの大きな頭には入らなかった
娘の為に覚悟を決めたお父さん。結局みんなでモフモフの被り物をかぶって
一日中パークを練り歩くという罰ゲーム状態に(笑)
写真は長女の友達のカメラ女子に頼んで撮ってもらった。
これが彼女の選んだ成人記念写真。まぁ私が飛べてないのはご愛敬
家族で一番楽しい瞬間の写真っていう、まぁ一番我が家らしいっちゃ我が家らしい。
そんな写真をたくさん撮ってもらって、成人記念撮影は終了してた。
でも母としては思うわけですよ。着物写真残さなくっていいのかなぁ~って。
自分の後悔の分、着物写真への思い入れは強い。でも着物に詳しくないし
ネットで検索しても出てくるのは写真館で撮影したありきたりな写真ばかり。
写真館の写真のアノ背景のモヤモヤが好きじゃない。
照明を目いっぱい当てた影の無い平板なニッコリ写真が好きじゃない。
そんなんじゃなくってさぁ~なんていうかもっと趣が欲しいのよ。
二十歳の履歴書に貼る証明写真じゃないんだから
リクルートスーツ着て個性を無くしたみたいに、着物着て同じように撮って
着ればOK。撮ればOK。みんなと同じが一番。でもちょっとだけ違うのよみたいな
でも結局は元の外見の綺麗な人や金のかかった着物の勝ちみたいなのじゃなくって
なんていうか、う~ん。まぁ偏屈なんです。私。
そんな時見つけたのがこのページ
http://seerayphoto.com/KIMONO+Experience20160313
影の多い自然光のみの古民家での撮影。まぁモデルは綺麗な外人さん。
自分の娘が撮影してもこうはいかないのは分かってるけど
それを差し引いても、圧倒的な写真の魅力。思わずトップページに行ってみた。
【seeray Photo】出張撮影をしている横浜在住の女性写真家さんだった。
長女に写真を見せてみる。「どう?」って聞くと「まぁいいんじゃない」って答え。
自分の感情をあまり出せないタイプの長女。この答えは気にいっている。
なら母が独断で決めてしまおう。「みんなで着物で写真撮るよー!!」
【seeray Photo】さんにメールで問い合わせしてみる。
でもよく考えたら家族の予定が全く合わない
無理かなぁ?と諦めかけてたとこに突如、全員があいてる日が出現。えっ?今週?
ダメもとで問い合わせしてみると、しいれいさんがOK。着付師さんもOK。
古民家もギリギリ2時間だけOKに。やった。
それからが慌ただしい。着付師さんと連絡を取ってレンタル着物選び。
合わせてる暇なんてないからPCでの画像のみで選ぶ。
長女は忙しすぎて大まかに見た後「色は赤かオレンジで後は母に任す」と言い
次女は「分かんないからお母さん選んで」となった。
ここまで母の好き勝手やってるんだから、着物も自分の思ったものにしてしまえ。
私のイメージはトップの市松人形。赤が長女、黄色が次女の初節句に買って貰った物。
そして髪も市松人形みたいに下ろして撮影するよ~
その後も着付師さんと打ち合わせ。旦那さんに着せようと思ってた着物は
振袖とは格が違うと分かる。そうか着物には格があるんだよね。
女性は留袖や訪問着なんかでおおよそわかるけど男性用の格って何?分かんない。
でも写真って魂があると思うんだよね。なんていうの?言霊みたいな。
口から出した言葉には魂が宿ってるから悪い言葉は言っちゃいけない。
悪い物を呼んでしまうからって感じが写真にも有ると思うのよ。
一生娘の手に残る写真で父親が格下の着物じゃやっぱりダメでしょ。
って事で旦那さんに急遽、紋付き袴を手配してもらう。
私の訪問着は留袖にするか?とかも思ったけど相談して今回は訪問着のままにした。
着付師さんには直前までバタバタとしてる我が家に親身になって相談にのって頂いて
本当に感謝。着物って全く縁が無いから助かりました。
お邪魔する古民家は【豆松カフェ】さん。横浜根岸にある築80年の古民家カフェ。
いつもの撮影なら豆松さんで着付けも出来るけど、今回は時間が無いので
家で着付けをしてから豆松さんへ向かう事に。
ウチは狭いので、どうせならと祖父母宅での着付けをお願いした。
着付を見られた祖父母は大満足だったので、コレはこれで良かったな~と思った。
そうそう。忙しい中、子供たちの髪飾りが決まってなかったの。
着付師さんがいくつか用意して来てくれる事になったんだけど、他に何かって
ずーっと考えてて、ふと前日に思いついちゃったの。生花の髪飾り。
この前テレビで結婚式のブーケを作るのをやってて「出来そう」って思ってた。
あんな風に作ればきっと出来るよね?早速検索。作り方を調べる。・・・出来そう。
花屋にすっ飛んで行ったら、これからが大変。イメージしてる花が無い。
花屋何軒回ったかなぁ~?間に手芸屋さんにも寄ってフラワーテープと針金。
手芸屋さんも一軒目にはなかったしね~一日中スクーターで走り回って
やっと何とかなるかもしれない花を買ってこれた。疲れた。
買って来た花を水揚げして夜中に遅くまでかかって下準備。当日早朝にも作業。
眠い。後は実際の着物を見てから仕上げようと、材料を持って祖父母宅へ。
着物を見たら可愛い自分の時に粋を目指して大人っぽい着物を選んで失敗。
普段着慣れない人が粋を目指してもババ臭いだけだし、華やかな可愛らしい着物は
ホントに成人式の年頃くらいしか着られないし、写真は華やかに残した方がイイって
自分の経験から独断で選んだ華やかで可愛らしく娘らしい着物。
すぐさま髪飾りを考える。持ってきた花となんか違う。どうする?・・・そうだ。
祖父母宅に入る時、玄関脇のモッコウバラが咲き誇ってた。あれだ!
「じぃじ!モッコウバラ切ってきて!」切ってもらってる間に慌てて組み合わせ直す。
黄色のモッコウバラと他の花をどう合わせる?頭でイメージしながら
モッコウバラの処理をする。水揚げしてないけど切ったばかりだ半日大丈夫か?
一生懸命作ってたら急に長女が「やっぱり巻こうかな」と髪をカールさせ始めた。
えっ?ストレートのイメージで作ってたのに~変えなきゃじゃん
必死で髪飾りを作り上げてる間に着付師さんが長女と次女の着付けを終えた。
いいんじゃないかい?そして私の着付け。う~ん。恰幅のイイ旅館の女将って感じ。
3人の着付けを終え古民家に向かう。運転手の旦那さんは子供達の撮影の間に
カフェで着替える事に。着物で運転は大変だもんね。
「着崩れても向うで直しますから」と着付師さん。ずっといてくれるのは心強い。
そして古民家カフェ【豆松カフェ】さんに到着。
想像通りの佇まい。黒光りする木目と新緑に赤と黄色の振袖が映える。
写真は画素落としてます。撮ってもらった写真はもっと綺麗です。
古民家ならではの家の薄暗さに自然光で浮かぶしっとりとした色合い。
まるで昔のこの家の子の日常のような写真にタイムスリップ感。
次女の着物は次女の市松人形の着物と似てるって事でレンタルしたんだけど
本当にお揃い?ってくらいそっくりでビックリ。
雨が上がったのでお庭にも出て撮って頂けました。
雨上がりの緑が美しく、新緑の季節に撮ってよかった~と思いました。
相当標準越えサイズの私もなんとかしていただけましたよ(笑)
旦那さんはまぁ顔出してもイイかな。かっこよく撮って頂きました。
長女はとても人見知りの緊張しいなのでチョット心配だったのですが
しいれいさんの人柄かな?撮影の雰囲気がとても良くってたくさんの
証明写真じゃないイイ笑顔の写真を撮って頂けました。ありがとうございます。
出来上がって送られてきた数百枚の写真にはどれも、あの日あの場所の
とても楽しかった空気ごと写し取られていて最高の記念になりました。
楽しかった撮影時間はあっという間に終了。
しいれいさんと着付師さんとここでお別れして、着物は脱がずそのままで
何処かに行こうってなりまして、考えて・・・港の見える丘公園へ。
山手111番館のカフェで軽く食事をして館内で自力撮影。庭でも撮影。
振袖の娘たちと訪問着の私はともかく紋付き袴の旦那さんはかなり恥ずかしく
足元も冷えて寒いらしい。「この後どこ行く?」の問いにも返事が無い(笑)
子供達も疲れたようなので帰宅してハレの日は終わりました。
が。・・・後になって思う。もったいなかった~と。
こんな機会はもう無いし、脱いじゃう前にやっとけばよかったなと思う事が一つ。
根岸森林公園にでも行って緑の中を振袖での全力疾走の動画撮影。
写真はプロに撮って貰った。和風はもういいやって事で三渓園じゃなく
山手111番館に行って洋館での撮影までは思いついた。
でもそうだよね。家族しか取れない動画撮影。なんでその時思いつかなかったかなぁ~
絶対面白い絵が撮れたよね~。それだけが残念。
結局は長女の撮りたい写真っていうよりも、母の思い入れたっぷりの
娘の市松人形化撮影大会だったかもしれない。
まぁ子供達には十八を過ぎたら意見を聞くし二十歳を過ぎたら何でも
自分の思い通りにして構わないけど、それまでは親の言う事に従いなさい。
反抗するならすべての事を自分でやる覚悟を決めて反抗しなさいと言って
育ててたから(横暴)成人記念写真まで二十歳に含ませてもらおう。(笑)
ちなみにトップの市松人形の両脇の巾着は長女が七歳、次女が三歳の七五三に
夜なべして作った物。これとお揃いのつまみ細工の簪も徹夜で作って
フラフラでお参りに行った思い出の品。あれから13年。
長女の市松人形が我が家に来てからなら20年。
優しく素直で穏やかな長女を無事に成人まで育て上げる事が出来ました。
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